18年前にイギリスで製作した金型を使用する為に、再加工して使用可能となったエンボス・マシーンですが、調整、。
更に、微調整を繰り返します。
丸一日掛かりましたが、どうにか納得できる仕上がりになりました。試作は、私の愛用のギャリソンベルトとなります。
大分、着用感と細かいキズは有りますが、
ゆっくりと、時間を掛けながらローラーで型押しして行きます。
今時、こんな感じで手作業の型押し?
機械化が進んだ現在では、時代錯誤かもしれませんが、
綺麗に仕上がりました。
新品の様にキズも使用感も無くなります。
当時、圧力によって耐久性や強度を強める技術開発となりますが、
現在では、意味なく型押しは安価な物といったイメージとなります。
そして、裁断となります。
ベルトの革は帯状ですが、実際はこの様に1枚の革からの加工となります。これは、牛の半栽(半分)ですが、縦方向に水平に切れ目を入れ。
1800年代から使用されているストラップ・カッターにて均一な巾で帯状に裁断していきます。
そして、やっと材料としての帯が完成致します。
こんな物作りを、ずっとやって行ければと考えております。
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