Friday, 5 February 2016

久々にベルトの修理です。

8年くらい前に製作したベルトの修理依頼です。
当て革のスタッズが1ヶ所、革ごと取れてしまった。
と言う事で、修理に取り掛かります。

まずはスタッズを取り外してみると、、、
 他にも革の劣化や破れもあり、4ヶ所の交換となりました。
 大分、ベルト本体の擦れも気になります。
 スタッズ部分は、バンパーの役目をして本体を摩擦から守りますが、
 スタッズの打たれてない部分は8年も経つと、こんな感じです。
 せっかくなので、サービスで補色。
 雰囲気を残す為、黒では無くこげ茶で補色致します。
 ストーンリムは、強度のある2本ピンに変更致します。
 当時の型は残っていない為、復元致します。
今回の修理用に取り寄せたヌメ革から、新たに当て革を抜き出します。
新品のスタッズに付け替えた方は早いのですが、取り外したスタッズの形を整えあえて再利用致します。
経年変化したスタッズと新品に取り換えたパーツが、なじんで修理した様には見えないかと思います。
また、5年くらいは愛用頂けるのではないかと、。

当時、数本しか販売していないデッドストックのウエスタンバックルを使用したベルトです。

参考までに修理価格です。
1/4"Round 付け直し x 24箇所
1/2"Round 付け直し x 8箇所
5/8"Stone Rim 付け直し x 4箇所
当て革交換 x 4箇所
*補色、型代はサービス。

合計 ¥8,028-(税別)

修理の場合は取り外し作業が有る為、割高となります。

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