8年くらい前に製作したベルトの修理依頼です。
当て革のスタッズが1ヶ所、革ごと取れてしまった。と言う事で、修理に取り掛かります。
まずはスタッズを取り外してみると、、、
他にも革の劣化や破れもあり、4ヶ所の交換となりました。
大分、ベルト本体の擦れも気になります。
スタッズ部分は、バンパーの役目をして本体を摩擦から守りますが、
スタッズの打たれてない部分は8年も経つと、こんな感じです。
せっかくなので、サービスで補色。
雰囲気を残す為、黒では無くこげ茶で補色致します。
ストーンリムは、強度のある2本ピンに変更致します。
今回の修理用に取り寄せたヌメ革から、新たに当て革を抜き出します。
新品のスタッズに付け替えた方は早いのですが、取り外したスタッズの形を整えあえて再利用致します。
経年変化したスタッズと新品に取り換えたパーツが、なじんで修理した様には見えないかと思います。
また、5年くらいは愛用頂けるのではないかと、。
参考までに修理価格です。
1/4"Round 付け直し x 24箇所
1/2"Round 付け直し x 8箇所
5/8"Stone Rim 付け直し x 4箇所
当て革交換 x 4箇所
*補色、型代はサービス。
合計 ¥8,028-(税別)
修理の場合は取り外し作業が有る為、割高となります。
No comments:
Post a Comment