Friday, 24 February 2012

久々のギャリソンベルトの生産です。

今回4mm厚のブライドルレザーを入手致しましたので、久々の企画です。
16年前に企画したスタッズベルトも、近年まで一般の方にも流行して現在では誰もしていないベルトととなってしまいました。

そんな現在ですが、私がとても興味をもった本来のスタッズベルトをまたいつかお客様の為に作りたいと考えております。

今回の企画はそれ以前の時代(西部開拓時代)に定番だったギャリソンベルトです。
とてもシンプルですが、手縫いによる丈夫な物です。
当時は勿論ネイティブがいましたが、ヨーロッパからの移住により変化した時代です。
移住した人々がより良い環境を作る為に母国の歴史ある物作りを取り入れ新しい文化を作ろうと戦争もした時代です。
そして合衆国アメリカが創られました。

今回は、オープン当時から使用しているオルジナルバックルのストックを使用して生産致します。
イギリスの伝統的な革ブライドルレザーは、英国で最高のフルグレインカウハイド(成牛の一枚革)で、強く耐久性のある革です。
なめし方は樹皮や種子など自然の草木を使用したフルベジタブルタンニングで、約10週間かけて鞣されます。
その後、天然染料を使用し染色され、革の深部にタロー(獣脂)がしっかりとしみ込むまで、ブライドルグリースの中に浸します。 

ブラッシングにより美しい光沢が蘇ります。
でも、このままでも雰囲気有りです。





ドレスアップや、少し上品な提案もしていきますが根本の物作りのご提案です。
詳細や、試着画像はまた後日UP致します。

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