別注にて作製中の馬革のキャスケットです。
縫代は重なる厚みによって、手剥きで薄くします。
トリムの裏側にインナーベルトを取り付けます。そしてクラウンが完成いたします。
ちなみに帽子のツバ以外の山の部分をクラウンと呼びますが、。
本来、クラウン(Crown)とは王冠を意味する物です。
確かに、王冠ぽいです。
天ボタンも、手縫いにて革でくるみます。
こんな事は今時、誰もやりませんが、。
これも、私の拘りです。
しかも、手縫いで付けていきます。
こんな事は今時、誰もやりませんが、。
そして、ツバを付けて本体が完成。
今回は試作を兼ねて、同サイズにて2種類の大きさのクラウンでの製作です。
ご依頼はサイズ:58cmですが、革の厚みを考えて60cm用のクラウンと58cm用のクラウンの2種類です。
サイズを安定させる為に、型に固定いたします。
現在アパレルの大半は、デザイナーでは無く、、、。
デザイン画も書けないのに流行に敏感。
ミシンの踏めない、型紙も外注にてそれ風でOK。
縫製も、しかりで残念です。
お客様に喜んで頂けれと思い、。
時代遅れですが、自ら作る私の物作りです。
以前の記事は、こちらからご覧下さい。
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