少しウエイト(重量)を抑える為に、多少の修正を加えての試作です。
と言っても、ヘヴィーなダック地を4Mほど使用することになります。分かり易く言うと、タタミ3畳分ほどの生地となります。
ハードな素材の為、裁断にも力が入ります。
ですが、見えない部分が繊細な作業となります。
補強に一部革を使用したり、1930年代の物作りを忠実に、。
ポケットが完成です。
大型のフラップを付けて、
フラットな見頃ですが、 袖は超立体的な設計です。
袖下は、こんな感じとなります。
着た時には表からは見えない、とても重要な運動量が隠されております。
袖山も、テーラーを思わせるギャザーミシンによる立体的な形状となります。完成した表見頃。
同様に、裏見頃。
表と裏の見頃にて挟み縫いと言う仕様にて、袖を付けていきます。
最後に衿を付けて、。
完成です。ボタンホールは外注となります。
当時と同様の設計と縫製、同様なクオリティーで提供したいと思って企画しております。
出来上がりは完璧ですが縫製も難しく作業工程がとても多い為、思い通りの物を作ろうとしても工場生産は難しいかとも思います。
適当な物作りはしたくないので、日々検討中です。
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