来春の企画としてボタン・ダウン・シャツを予定しております。
そのサンプルが完成致しました。
生地は白ベースに青×黒のタッターソールです。
60年代のイメージが強いボタンダウンシャツですが、実際は更に半世紀遡った1900年初頭から存在します。時代や流行とともにシルエットやディテールが変わりますが、今回はその中で1930'sスタイルの提案です。
FRONT
BACK
では、ディテールの紹介です。
このシャツの名前でもあるボタン・ダウン・カラー。
衿先の絶妙なゆとりが、ネクタイ着用時も釦を外した時も美しく描くロールが特徴的です。
後ろ肩ヨークにはサイド・ギャザーが入ります。
袖口もタックではなく、全体にギャザーが入る仕様です。
カフスはシングル・カフスで、やや上に付く釦がクラシカルです。
前の釦ホールは一番下のみ横ホールです。裾の動きで外れたり、合わせが上下にずれたりしない様に考えられた仕様です。
前立て下は裾裏に折り返して三角ステッチで止める古いシャツでよく見られる仕様です。
両脇裾にはマチが付きます。
下前裏には30'sの資料から作成したネーム/サイズタグが付きます。
100年以上前から存在するだけあって、流行り廃りを感じさせない定番のアイテムです。
現在生産中の3ピースとも相性抜群です。
試着画像は後日アップ致します。
No comments:
Post a Comment