ずっと探していたコートが、昨年資料として入手する事が出来ました。
それは、軍用ではないヴィンテージ(1950年代)のマッキントッシュのコートです。
1940年代の軍用としてのコートは装備や機能性、耐久性の為に開発され、とても長い着丈で重く頑丈な作りが大半です。
今回は当時、市販(民間用)された数少ない資料に基づいたとても機能的で着易いコートの企画です。
背裏は当時もコットンが使用されましたが、春らしく伝統的なタッターソールを使用致しました。フロントの見返しには脱着式のチンガードを装備致します。(軍用からの継続したデザインです。)
腰ポケットは大き目のフラップが付きます。
袖口はシンプルに、アジャストベルトが付きます。
ウエストには、共地で革バックルのギャリソンベルト。左右内側の裾のは、乗馬を考えフットホルダーを装備致します。(これも軍用からの継続です。)
では、バックデザインは。
ほぼウエストからの長いセンターベントが特徴的なデザインとなります。
内側のインナーフラップは、あえてハーフ丈でバイクや乗馬において考慮したものです。
軍用では、多かったベンチレータ―(通気口)は縦3つとなり、とてもシンプルに。
と、機能性は残し外見はとてもシンプルでスマートなこの時代(1950's)のマッキントッシュのコートをアレンジしての企画です。
詳細は、またUP致します。
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