BLACK レザーの使い込んだ後の色の変化についてのご質問が有りましたので、ご説明致します。
使い込んだ場合、通常は摩擦による摩耗で表面の染料が剥がれて色の変化が起きるのが一般的です。
特に革芯(吟面では無く、繊維部分)の色によって、その変化が異なります。
これは、以前生産していた黒のウォレットですが、革の芯をコゲ茶に染めて表面には黒の染料を吹き付けてBLACKに仕上げたものです。
使い込むとこうなります。
私の場合は頻繁な使用だった為に3年で、ツヤは良い感じですが色は、良い感じと言うか、
悪い感じと言うか、、、。
今回のBLACKは、革芯を黒に染めて表面も黒の染料を吹き付けてBLACKに仕上げておりますので、この様な極端な色の変化は起きませんが、使い込む事でとても良いツヤが出てきます。
では、少し違ったご説明を致します。
使い込む変化ではなく、経年変化となります。
これは、今回のブラックと同様に革芯を黒に染めて表面も黒の染料を吹き付けてBLACKに仕上げた革で、15年くらい前に自作したバイクのシートです。
当時は勿論、真っ黒のシートです。
摩擦の多いバイクのシートですので、革芯がコゲ茶の場合は、あっという間に茶色のシートになってしまいます。
ですが、現在は良い感じの色となっております。
これは、紫外線によって革芯の染料の色が抜けて行った、経年変化となります。
使い込むツヤの変化、長い年月で少しずつ変わる経年による色の変化の違いとなります。今回使用する革は、この様なBLACKとなりますのでご検討下さい。
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