1920'sまでは付け衿が基本で様々な衿を付けとても経済的な考えでしたが、少し豊かになった1930'sには付け衿はワーカー(労働者)と考えられて、少し贅沢になった時代です。
袖口は、ダブルカフスです。
現在では、少し高級風でドレスアップですが本来はシングルがドレスです。
トラウザーの裾も同様ですが、カフ付きは丈夫で流行致しました。
お好みのカフスボタンでドレスアップもできますが、今回は貝の拝み釦をご用意致しました。
とてもドレスですが、普通にもカフスを留める事ができます。
バックヨークは現在とは異なり、当時と同様にとても細く身頃には両サイドギャザーが入ります。
脇の3角マチもワークとは異なりとても小さくなります。
現在とは異なり、ボトムにタックインが基本だからこそ身頃の裾にもスタンプ。
こんなのが、たまらないデザインだったり致します。
残念ですが、ブラックはスタンプ無しです。
これは、私の資料に基づきサイズネームです。
スペア釦が付きます。
ワイドスプレッドカラーです。
ロングポイントカラーです。
ペンシルストライプはこんな感じです。
今回の企画時点では衿裏に通すカラーキーパー(Stays)の付属は有りませんでしたが、たまたま生産途中にアメリカ製の丈夫なカラーキーパー(オールドタイプ)を入手できました。
今回は、カラーキーパーを付属しての販売に変更となります。
*その分、販売価格は¥200(税別)予価より高くなります。
カラーキーパーを入れた状態です。
ぴしっと衿先をキープ致します。
カラーキーパーなしでも、勿論良い感じです。
イタリアやイギリスの老舗シャツメーカーが使用する事の多い約0.9mm厚のカラーキーパーです。
このタイプは、最近では取り扱い店が少なくレアな物ではと思います。
プラスティック製なのでカーブさせる事も可能ですが、強引に曲げた場合は折れる事もあります。安全な曲げ方としては70~80℃のお湯に付け、少し柔らかくしてから曲げて頂くのがお薦めです。
尚、カラーキーパー単品での販売は致しませんのでクリーニングや洗濯の際は、必ずカラーキーパーを外して保管頂くようにお願い致します。
試着画像と合わせて明日UP致します。(5/5記事追加致しました。)
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