その中でも、日本では馴染みのないハンティングウエアーです。
日本では銃刀法の規制に守られとても安全な国ですので私も本物の銃やライフルを手にした事は有りませんが、欧米では古くからハンティングと言うスポーツが有ります。
私が魅かれたのは、機能性からのディテールによるデザインでした。
では、私の私物資料の一部をご覧下さい。
右がJ.C.Penney.Coの1930'sのハンティングコートです。
高い崖などの危険な場所でも裏返していれば誰かの助けを受けられる様に考えられた、一番目に付き易い赤系の色(セーフティーカラー)でのリバーシブルです。
左は、Duxbakの1940'sの初期型となります。
1920's後半から続く袖下のデザインが機能的かつシンプルでとても気に入っております。
次に、私物のセーフティーカラーを一部ご紹介致します。
左は、とても珍しいバックポケット付きハンティングベストです。(1930's 夏用)
右は、Duxbakの1950'sのもので危険な時に上から羽織る為に簡単に作られております。
そして、今回の企画です。
1929’sのDuxbakのカタログから私なりのアレンジです。
歳と共に着る機会が少なくなった理由を消去して、今着るならです。
いつも通り黒になります。
型紙作製から裁断、縫製まで今回は私が行います。
裁断を終え、並べてみました。
一見、モダンデザインの様なラグにも見えます。
大量のパーツから、
サンプル完成致しました!
黒は撮影が難しいので、フラッシュ画像を含めご覧下さい。
左右の 前端に狩猟後に入れられるポケットが有り、前身頃に収納。
両サイドからのポケットから、たっぷり後身頃に収納できます。
細部のディテールは1920's~1930'sの私なりにアレンジ致しました。
機能性から生まれた独特なAラインのシュリエットです。
試着画像は、後日UP致します。
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