Saturday, 2 February 2013

By Order Pioneer Tailoring / The 1930's Style を受注生産致します。

何年越しもの企画となりましたが、どうしても着たい。
そして、どうしてもお客様に提案したいと企画した1930’sスタイルの3ピースです。

やはり、このクオリティーの生産は、工場生産では不可能となります。
本日は、撮影用のカメラを変えた事で何時もより鮮明にご覧頂けると思います。
(2/3/2013追加掲載致しました。)

初めに、ウエストコートからご覧下さい。
ジャケットの下にはウエストコート(ベスト)を合わせるのが正式なスタイルです。

本来、紳士服においてウエストコートまでが見せる事が許された装いであり、現在の様にシャツ姿で人前に出る事は、相手に失礼に当たるとされておりました。
ジャケットを脱いだ時にも、ジャケットに負けない様に釦やポケットの数を増やしたり、衿やラペルを付けてみたりと、当時からとても拘わった工夫がされていました。

今回の企画は、ラインの美しさ(シルエット)とやはり縫製、少しだけ当時の拘ったディテールです。
後身頃も黒の裏地で、渋めに決めてみました。(実際はオーダーの為、色は変えられます。)
前身頃から続けて後の衿ぐりといった、本格的なベストの仕様です。
左右の胸とウエストに箱ポケット、計4ヶ所です。
ポケット端に星止め(ハンドステッチ)が入ります。
衿ぐり、前端から裾に、星止め(ハンドステッチ)が入ります。
釦は、手付けのクロス掛けです。
少し拘った(実際は、当時でもかなりレアな)ディテールが、ウエストのダーツを2本に分けて胸側のみをプリーツ(タック)風に致しました。
シンプルかつ、微妙な立体感となります。
後ウエストは、アジャストベルトが付きます。
本来、ビスポーク(オーダーメード)には付けないのが一般的ですが、。

歳のせいか、最近お腹が、、、ですので、付けました。
裏地は、ブラウン系を配色致しました。(実際はオーダーの為、色は変えられます。)
では、ジャケットをご覧下さい。
個人的に一番好きな、シングルブレストのピークドラペルです。
と言っても、ラペル巾やゴージライン(上衿との切替位置)がとても重要となります。
完璧です。
この衿が、今回提案したいThe 1930's Style。
上衿、ラペルから前端に星止め(ハンドステッチ)がはいります。
フロントを決めるかっちとした前身頃とは異なるスポーツバックです。
ピンチバックと呼ばれる運動性に優れた仕様です。
ベルト切替えウエストの上下は、機能性に優れたとても立体感の有るデザインです。
ウエストコートがジャケットを脱いでも、雰囲気だけは取り入れたかったディテールです。
最近はデザインとして一般的となっているDカンヌキは1930年代頃の独特なものです。
右胸内側には、札入れ用の深めの内ポケット。
左ウエスト内側には、少し小さめの内ポケットが付きます。
本来は、懐中時計を入れる為のポケットです。
私の拘りと縫製に対する追求心で、販売に至るまでの時間が掛かりました。
私の提案したい、ワンランク上の物作りです。
"By Order Pioneer Tailoring / Linen Single Breasted Three-Peace Suit"
あくまでも私の提案する既製服で、オーダーメードでは有りませんが完璧です。

現在、それ風のオーダーメードは多数有りますが、根本的に重要な型紙の設計や当時の事を考えたリアルな追求が欠損しているのではと考えております。

お問い合わせ多数頂いておりますが、オーダーの受付は、2/9(土)を予定しております。
トラウザーの画像や詳細は、またUP致しますので御覧下さい。

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