5年前にメンズのトレンチ・コートを企画致しましたが、縫製工程の多さから生産コストの問題で保留となりました。
あるお客様から、どうしても奥様にプレゼントをしたいので1着でも作れないかとのご希望がありました。
工場では勿論無理があり、3年程待って頂きました。
2年前にやっと出逢えたアトリエの職人さんの手による縫製で、注文生産を開始致しました。
次々にBY ORDERで出来上がってくる女性用のトレンチを見て常々羨ましく思っていました。
最近ではシルエットやデザインを極端に変えて若い層が着用、その一方では高年齢層の独特なアイテムとなっているメンズのトレンチコートですが、。
私が着たいトレンチをご提案致しますので、ご覧下さい。
(私と同サイズのボディの試着画像となります。)
トレンチ・コート独特の衿元です。第一釦まで留めて、右胸の雨垂れ用のフラップを閉じてみます。
台衿のチンストラップは、こんな感じです。(カッコ良いです。)
では、台衿のチンストラップを締めて。
ですが、上衿の裏には更にチンストラップが付きます。
革バックルと釦で、普段は衿裏に収納されます。
では、フル装備致します!
収納時と同様に、釦とバックルで完璧に喉元をガード致します。
やはり、中世を感じられる物となります。
ウエストベルトは、縦長の革巻きバックル。
袖口も、同様。
エポレットは、取り外し可能な本格的な仕様となります。
後は、ウエストから裾までのインバーテッドプリーツ。
お尻下でタブ留めとなります。
そして今回は女性用の華やかな裏地使いでは無く、伝統的なチェックを使用致しました。
前裾には、バタつき防止用の内タブが装備されます。
詳細や試着画像はまたUP致します。
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