今回のハットは、掘り出し物となります。
イタリアの老舗ハットメーカーの倉庫に眠っていた1964年の中折れの帽体です。
(3/22、年代に間違いが有り訂正致しました。)
デッド・ストックとなり1サイズのみですが、構成の違う2種類で販売となります。
サイズは57.5cmの私がぎりぎりかぶれるサイズです。
では、サンプルをご覧下さい。
現在では、生産困難な天然草使用のストローのブレード・ハットです。
ブレードとは、ストローで編み上げたテープを渦巻き状に繋ぎ合わせて作る帽子です。
現在は、その材料が入手できなくなっていて、安価なペイパーブレード(紙から作る合成繊維)が主流となっております。これが、本物のブレードとなります。
今回はイタリアをイメージしてCC41のタグは無しに変更致します。
そして構成の異なる、もう一つの帽体です。
少し網目が粗く、より涼しげでカジュアルな印象となります。
特殊ミシンでつなぎ合わせるブレードでも無く、縦方向に斜めに編むパナマでも無い構成です。
構成を調べましたが、渦巻き状に手で編んでいく特殊な物となります。
同様に内側は今風ですが、MADE IN ITALYの伊達な感じも有りです。
100% FIBRA VEGETALE(植物繊維)
素材は、フィレンツェにあるSIGNA(シーニャ)という町で採れるPAGLIA(パーリャ)という素材です。麦わらの一種で、この地方独特の素材となります。
今回は、貴重な帽体の中折れハットの提案となります。
サイズの合う方は、是非!!!
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